チャレンジいばらき県民運動が運営する「交流サルーンいばらき」からの依頼で、県内のNPO法人、ボランティア、市民活動団体等を対象とした広報講座に登壇。SNSや縦型ショート動画、Web広告、チラシなど、それぞれのPR手法の特徴を紹介しながら、自分たちの活動を「誰に・何のために・どう届けるか」を考える講義とワークショップを実施した。
背景
●ツールを使う前に、広報の目的を揃える
市民活動の現場では、SNSをはじめとしたICTツールの必要性を感じる人がいる一方、団体内でその必要性が十分に共有されていないという課題があった。
また、「SNSをやった方がいい」「動画を作った方がいい」と手段から考えてしまうと、本来届けたい相手や活動の魅力が置き去りになることもある。
そこで、デジタル・アナログを問わずさまざまなPR手法の特徴を理解した上で、自分たちの活動に適した広報を考える機会として講座を設計した。
施策
●「スキル」と「ブランディング」を分けて考える
SNSの基本から、縦型ショート動画、Web広告、チラシなど、それぞれの媒体が「誰に届きやすいのか」「どのような行動につながるのか」を具体例とともに解説した。
さらに、参加者から寄せられた質問を、方法を学べば解決できる「スキル」と、自分たち自身で答えを見つける必要がある「ブランディング」に分類。
ワークショップでは、「活動を知ってほしいのは誰か」「どんな想いを届けたいのか」「自然とファンが広げたくなる活動とは何か」を掘り下げ、投稿方法を学ぶだけではなく、それぞれの団体が持つ価値そのものを整理する時間をつくった。
成果
●「どう発信するか」から「何を届けるか」へ
参加者が自団体の活動や届けたい相手を改めて見つめ直し、SNSの更新や拡散そのものを目的としない広報の考え方を共有した。
ICTツールの活用方法だけでなく、活動に懸ける想いや提供できる価値まで掘り下げることで、それぞれの団体に適したPR手法を考えるきっかけを創出。
第39回寺子屋サルーン「地域とつながる広報講座」として開催され、市民活動の担い手が自らの活動と広報を結び直す研修となった。
