若手建築家・中村聖氏の法人化に伴い、合同会社shinkaのブランド立ち上げを支援。法人名や事業の軸、ターゲット、収益構造までヒアリングしながら整理し、Webサイト、ロゴ、名刺、本人を紹介する似顔絵まで一貫して制作した。
創業日に合わせてWebサイトを公開し、関係者を招いたお披露目の場も企画。個人事業主として積み重ねてきた活動への感謝と、これから会社として目指す未来を、自らの言葉で宣言する機会まで設計した。
背景
●個人の活動から、プロとして選ばれる会社へ
個人事業主として住宅リフォームや店舗施工、まちづくり、建築教育など幅広い活動を続けてきた中村氏。
既存のWebサイトから実際の受注につながる経験もある一方、法人化を機に、DIYや個人活動の延長ではなく、専門家として信頼され、適正な対価で仕事を受けられる会社へ移行する必要があった。
そこでWeb制作だけを先行させず、「何を事業の柱にするのか」「誰から仕事を受けたいのか」「どのくらいの売上と利益を目指すのか」まで整理。法人化そのものを、これからの事業を考え直す機会として捉えた。
施策
●事業の輪郭からつくるサポートを
ヒアリングでは、県内の同業者調査、法人設立時期、事業領域、価格帯、営業エリア、ターゲットまで一つずつ整理した。
短期的には住宅リフォームを収益の柱とし、中長期では店舗リノベーションやまちづくり、教育までを一体で扱う方針を設定。結果として、「リノベーションとまちづくりの会社」という立ち位置へ事業を整理した。
Webサイトでは、完成した空間だけでなく、クライアントと一緒につくる過程や、空間ができていく楽しさまで伝わる構成を設計。ロゴ、名刺、似顔絵など、創業時に必要となるクリエイティブもまとめて制作した。
さらに、創業日に合わせたサイト公開とお披露目の場を企画。Webサイトをポートフォリオとして活用しながら、これまで関わった人へ個人事業主時代の活動を振り返り、法人としてこれから何を目指すのかを伝える場をつくった。
成果
●Webサイトを創業の「宣言」に
法人設立と同時に、事業内容、考え方、これまでの実績、これからの方向性を一つにまとめたブランド基盤が完成。
単に名刺やWebサイトを新しくするだけではなく、「これから何者として仕事をしていくのか」を本人自身が整理し、周囲へ伝えられる状態をつくった。
お披露目の場では、これまで支えてくれた関係者へ感謝を伝えるとともに、法人としての新たなスタートを共有。Webサイトが営業ツールであるだけでなく、過去を振り返り、未来を宣言する創業のポートフォリオとして機能した。
